結いの丘 開設準備室 相談課長の江口一也です。
来年の開所に向け、全てが順調に進んでおります。
私が担当する相談課というのは生活相談員や介護支援専門員が所属する部署です。主に入居相談や申込み受け付けの他、入居前の訪問調査、入居日時調整などご入居前から様々な側面でご入居を希望されている方やそのご家族様などと接することが多い職種です。私の個人的な考えや思いをお伝えするので、ご理解していただければ幸いです。
同じ福祉の業界で現在もお勤めされている先輩生活相談員に尊敬している方がいます。
その方は、「相談に来られた方が『相談しに来て良かった』と思ってもらえるように向き合い、寄り添い、一緒に考えること」と私にアドバイスをくれました。
簡単な言葉のように思うかもしれませんが、相談に来られる方のお悩みの内容は様々で、抱えている課題を全て解決するということが非常に難しい場合もあります。
しかし、短い時間のなかでご相談に応じ、一緒に最善と思われる方法を考えていく中で、相談者(特にご家族様)の方の思いや感情が整理され方向性や希望が見出されたとき、安堵の表情で「ありがとうございました」と、私たち相談援助に携わるものに伝えてくださる場面が多くあり、お役に立てて良かったと思う瞬間です。
介護支援専門員が作成する施設サービス計画書(ケアプラン)についても、先日、加藤施設長のコラムにあったケアプランの内容に「家族の結婚式で立ち上がって花束を渡すために立位訓練をする」といった言葉がでてきます。他の介護支援専門員がこの言葉を聞いてどう思われるのか分かりませんが、私は「こういうケアプランを作ってみたい!」と思いました。
私は今、結いの丘の本格始動を前に、平塚市にある同法人のふじの郷で、先輩職員の方々から多くを学んでいます。
そろそろ準備は整いそうです。
皆様にお逢いできる日を楽しみにしています。